2017年8月29日午前5時58分頃、
北朝鮮からのミサイル発射され、
日本上空を通過し太平洋に落下しました。

 

Jアラートが発動し北海道や東北、
北関東エリアなどに、
避難勧告が発表されたわけですが、
ここで疑問が・・・。

 

日本上空をミサイルが通過しているのに、
なぜ迎撃しないんだってこと。

 

迎撃しない理由はなんなのか、
迎撃できない理由があるのかについて
わかりやすくお話ししていきます。

 

北朝鮮ミサイルなぜ迎撃しない?

 

今回のミサイル発射は
日本の領土を超えて太平洋側に着弾するという、
今までにない危険度MAXなミサイルでした。

 

もし日本上空に航空機が飛んでいたら・・・
もし日本の船が漁をしていたら・・・
(今回のミサイル着弾点は排他的経済水域外だったけど)

 

これを考えるだけでゾッとしますよね!

 

 

今回の北朝鮮ミサイルに対し、
なぜ迎撃しなかったかといいますと、
日本へ本土に直撃しない」ということが、
ミサイルが発射された直後の分析で分かっていたんです!

 

以下はNHKが報じています↓

発射を最初にキャッチするのはアメリカの早期警戒衛星です。この衛星には高感度の赤外線センサーが搭載され、発射の際に放出される1000度を超える熱をとらえることができます。
この衛星の情報をもとにおおまかな発射場所や発射の方向などが割り出され、追尾が開始されます。
追尾を行うのは日本近海に展開する海上自衛隊のイージス艦です。
高性能レーダーで上空500キロ以上の大気圏外を飛行するミサイルをとらえる能力があり、万が一、日本国内に落下する場合「SM3」という迎撃ミサイルで撃ち落とすことができます。

航空自衛隊の高性能レーダー「FPS5」を備えた国内各地のレーダーサイトも追尾を行います。
このレーダーは青森県むつ市、新潟県佐渡島、鹿児島県下甑島、沖縄県糸満市の4か所に設置され、1000キロ以上離れた場所で発射されたミサイルを、上昇を始めた早い段階からとらえる能力があります。
自衛隊はイージス艦と各地のレーダーサイトで、発射後、日本に向かうことがないか監視することになっています。

一方、イージス艦が撃ち落とせなかった場合は航空自衛隊の地上配備型の迎撃ミサイル、PAC3が地上近くで迎撃します。
自衛隊は今回、東京の防衛省などにPAC3の部隊を展開させ、万が一、日本国内に落下するおそれがあれば撃ち落とす態勢を整えています。
ただ落下のおそれがなく日本の上空を通過する場合は、迎撃ミサイルを発射することはないということです。

 

アメリカ軍や自衛隊の情報は東京のアメリカ軍横田基地にある航空自衛隊航空総隊司令部に集約され、飛行コースや落下地点の解析が直ちに行われます。

 

つまりアメリカ軍や自衛隊の情報分析によって
日本上空を通り越して排他的経済水域外に落ちることは
計算できていたということなんですよ。

 

5時58分頃に発射されたミサイルが
日本上空を通り襟裳岬から1180m先の
太平洋に落ちたのが6時12分頃。

ミサイル発射から着弾までがたったの14分。

 

これをミサイル発射の直後の分析で、
着弾点まで計算できる技術って凄いですよね。

 

 

ただ日本上空を北朝鮮のミサイルが飛ぶって事自体が
許せる行為ではありませんよね。

迎撃できない理由はあるのでしょうか?

 

 

迎撃できない理由は?

 

迎撃できない理由としては、
今回のミサイルの軌道
日本上空を通過する速度にあります。

 

ちょっと野球をイメージして考えてみましょう!

 

ミサイルには「フライ」のように高く上がる
「ロフテッド軌道」のミサイルがあるのですが
今回のミサイルは「ライナー」のような弾道のミサイル。

 

 

例えば北朝鮮がミサイルを発射した場所を「バッター」
北朝鮮ミサイルを「ボール」、
日本列島を「内野」、
太平洋を「外野」と考えてお話しします。

 

「バッター」が打った「ボール」が
とてつもなく強烈な「ライナー」だったとして、
届かない高さだったら「内野手」はそのまま見送りますよね。

 

届かないからといって「グローブ」を投げても、
そのライナー性の「ボール」に当てるのって
かなり難しいんですよ。
(たとえ話なので野球ではグローブを投げてはいけませんよ!)

 

この「グローブ」を投げるってのが
イージス艦の迎撃ミサイル「SM-3」や、
日本の自衛隊が配備している「PAC3」というミサイルなんですね。

 

 

ただ今回のような猛スピードの「ライナー」に
もしたまたま「グローブ」が当たったとしても
「ボール」と「グローブ」が予想しない方向に落ちてきますよね。

 

これがミサイル同士の衝突だったら、
バラバラになって日本の領土に
降り注いで落ちてくるのですよ。

 

 

つまり今回のような「ライナー」のようなミサイルの場合は
日本上空を通ったとしても迎撃するのが難しいのです。

 

無駄に迎撃ミサイルを発射して外してしまえば、
高価なミサイルが無駄になってしまいますし、
万が一当たったとしても日本上空でバラバラになりますからね。

 

リスクが大きすぎなんです。

 

 

もし迎撃していたら・・・

それから日本の領土に落ちないのに
もし迎撃してしまうと・・・
国際法上戦争行為とみなされるんですって!

 

そんな事がもし行われてしまえば、
北朝鮮の思う壺になってしまって
戦争に発展なんて事になりかねませんからね。

 

いくら日本のバックにアメリカがいるとはいえ、
恐ろしすぎて言葉になりませんよね。。。

 

 

まとめ

  • 北朝鮮ミサイルなぜ迎撃しない?⇒アメリカ軍や自衛隊の分析によって日本領土にミサイルが着弾しないことが分かったから
  • 日本上空通過でもしない理由は?⇒今回のミサイルの軌道が低く日本上空を凄いスピードで通過したため

 

いかがでしたでしょうか?

 

北朝鮮のミサイルによる威嚇は、
決して許されるものではありません。

 

ミサイル発射から日本上空を通過するまで、
たったの9分でした。

 

われわれはこの9分のうちに何ができるのか、
しっかりとミサイルが落ちてきた時の
身の守り方を学んでおく必要があると思います。

 

今後も北朝鮮のミサイルは飛んでくる可能性が高いので、
自分にできる準備はしておきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


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